3K以外の6K、新3Kとは?

3Kという言葉が使われ出したのは1980年代末ごろといわれています。その頃の日本はバブル経済の真っ只中。そんな華やかな時代だからこそ、「きつい・汚い・危険」という3Kに該当するような仕事が敬遠されていたのです。3Kよりももっと負担が大きい仕事を担っているとされる土木・建設業界や看護業界では、「きつい・汚い・危険」に加えて、「帰れない」「厳しい」「給料が安い」という新たな3Kを含めた「6K」というものも存在します。特に看護業界では、看護師版の6Kが存在するほどきつい仕事だと認識されているのでしょう。ちなみに、看護師版6Kは、「給料が安い」「休暇が少ない」に「規則が厳しい」「婚期を逃す」「化粧のりが悪くなる」「薬に頼る」という内容です。さらに3K、6K以外に、近年勢いを増すIT業界においても新たな「新3K」という言葉が誕生しています。新3Kは、主にオフィスに勤務するホワイトカラーに属した職種に対して使われているものです。3Kと同様に「きつい・厳しい・帰れない・給料が安い」といった内容が当てはまります。